2019.12.17
デザイン ロゴマークゴーアヘッドワークスのデザイナー、竹本純です!
「ロゴマーク」の制作を検討されている方、もしくはご興味がある方へ。
これまでにロゴマークを100種類以上制作してきたゴーアヘッドワークスが、ロゴマークの必要性から実際のロゴ制作の進め方までを解説する記事です。
▶︎こうしたお悩みの方に読んでいただきたいです!
・そもそもロゴマークってなに?
・ロゴマークはどうして必要なの?
・依頼して、納得いかない・気に入らないデザインだったらどうしよう?不安……
どうぞ皆さま、ご安心ください。
お悩みにお応えできますように
・ロゴマークとはなにか?
・ロゴマークの機能・必要性とは?
・お客様がご満足するロゴマークをデザインするためのポイント3つ
上記の流れでロゴマークについて解説していきます。
動画で視聴したい方は、下記のYouTubeからどうぞ!
目次
まずは、そもそも「ロゴマーク」とは何でしょうか?
会社の象徴となる図形である「シンボルマーク」と
社名やブランド名にデザインを加えた「ロゴタイプ」。
それらをセットにしたものを「ロゴマーク」と呼びます。
ロゴマークは皆さまの身近にもたくさん存在しています。
例えば、病院の象徴である「赤十字のマーク」を始め、
キリスト教の「十字架」、皆さまの家にもある「家紋」。
また、トイレやバリアフリーエリアに設けられている
「ピクトグラム (絵記号) 」なんかも
ロゴマークのひとつだと私たちは考えています。
このようにロゴマークは、企業、団体、事業、商品、個人など、それが【何か】を表現する【象徴(シンボル)】であると言えます。
続いては、これらのロゴマークの必要性について。
私たちゴーアヘッドワークスは、ロゴマークには大きく【3つの機能】があると考えています。
簡単にまとめていきますと……、
制作したロゴマークを軸に名刺やパンフレット、ホームページ、看板といった広報物をデザインをすることで、企業やブランドの統一感・認知性を高められます。
「ロゴマークを何でもいいので3つ描いてください」
と言われた時、あなたは何を描きますか?
きっと、そこまで難しくはないはずです。
ロゴマークの色や形は様々な媒体を通して
私たちの記憶に植え付けられています。
ロゴマークは言わば、その会社や事業の「顔」。
大企業はもちろん、最近では地方の中小企業や店舗、
市民団体でもロゴマークを制作されることが多いです。
ロゴマークを通して、その形・色・モチーフなどから、
コンセプトや想いを見る人に伝えることができます。
例えば、こちらは新潟県のラーメン店のロゴマーク。
ラーメンのイラストをマーク化することで、
一目見て「ラーメンの店」だと分かります。
一方、こちらは愛知県の税理士事務所様のロゴマーク。
シンボルマークの円は人を表し、それらが繋がり
重なることで一つのマークに表すデザインです。
人の繋がりを大切にされる代表者様の想いを汲み取り、
「人と人が繋がることで、会社に関わってくださったの方々の繁栄を願う」という意味を込めて、デザインさせていただきました。
また、濃い青と薄い青でデザインされたロゴタイプは
「人」という文字を表す箇所を濃い青で表現し、
「人の繋がり」の大切さを視覚的に強調しています。
ロゴマークは、スタッフ共通のシンボルとなります。
使われてる色や形をもとに、制服(ユニフォーム)を
制作したりと一体感を生み出します。
例えば、スポーツ観戦。選手と同じユニフォームを着て、
チームのロゴが描かれたグッズを掲げた同士であれば、
初対面でも仲良く話せてしまいますよね。
このようにロゴマークには多くの機能がございます。
ゴーアヘッドワークスでは、企業の理念や想い、ブランドや商品の特徴などがしっかりと伝わる「機能性」と、受け取り手から「このロゴ良いね!」と言っていただけるような「芸術性」を兼ね備えたロゴマークをデザインいたします。
ロゴマークのように、会社の根本的な部分を考える「ゴキゲンブランディング」が弊社の得意とする部分です。
「デザイン経営」を取り入れてブランド力を引き上げる。【ゴキゲンブランディング】を始めます!
それではロゴマークをご自分で制作する際に押さえておきたい5つのポイントを解説します。
まずはロゴをつくる企業やサービスのニーズやターゲット、伝えたい想いや目的といった情報を整理して方向性を固めましょう。ここで情報を整理することで、ロゴのデザインの良し悪しを定める判断軸をつくります。
デザインはどうしても主観で良し悪しを定めてしまいがちです。それもひとつの判断軸として必要ですが、判断のすべてを主観に委ねてしまうと、制作において余計な手間や校数がかかってしまうケースが多くあります。
方向性を定めたところで、ロゴを具体的にどのようなイメージに仕上げるかのイメージを固めましょう。
視認性、機能性、色などの要素を考慮した上で、見た人に与えたいイメージをキーワードで具現化しましょう。
例えば、「かわいい」、「フォーマル」、「スピード感のある」といった抽象的なキーワードから、
「ゾウをモチーフにする」、「漫画風な作風で仕上げる」、「アルファベットをシンボルにする」といった具体的なキーワードまで、①で定めた方向性に沿ったデザインのイメージを固めていきましょう。
デザインのイメージが定まったら、実際にペンを手に取りラフスケッチを描いてみましょう。
イメージの中ではかっこいいデザインが仕上がっていても、実際に書き起こしてみると「あれ、こんなはずじゃ……」といったことも、意外とあったりします。固めたイメージから何案もスケッチを書き起こし、より良いデザインに辿り着くための試行錯誤を繰り返しましょう。
描いたラフスケッチを参考に、illustlatorなどのデザインソフトを用いて実際にデザインを書き起こしましょう。
③の工程を挟まずいきなりデザインソフトを用いてデザインをしてしまうと、フォントやillustratorならではの無機質な作風に依存してしまい、思うようなデザインに仕上がらないケースがよくあります。あくまでもラフをデータとして綺麗に書き起こすことに注力し、仕上げていきましょう。
ロゴマークを複数案仕上げたら、最終的にそれぞれを比較して、微調整やブラッシュアップをしましょう。
実際に名刺やWEBサイトの画像に当て込んで見比べてみるのもおすすめです。
そして最終的にどのロゴを使用するかを決定させましょう。
このようにロゴマークは多くの機能があるとはいえ、
決してお安い買い物ではありません。
「依頼して、納得いかない・気に入らないデザインだったらどうしよう?不安……」
「提案してもらったデザインが気に入らなかったらキャンセルはできるの?」
こんなお声をいただくこともあるように、
ご依頼からご提案まで形が見えない商品ですし、
ご不安になるのは無理もありません。
しかし、一度制作したら、数年〜数十年は使用されるであろうロゴマーク。
想いを込めて納得いくデザインを創りたいのは、私たちも同じです。
そこで、より良いロゴマークを作るために
お客様に知っておいていただきたいポイントを
3つご紹介させていただきます。
ロゴマークはお客様の想いを具現化したもの。
だからこそ、私たちが一番大切にしているのは
お打ち合わせ(ヒアリング)です。
そこで、言葉のキャッチボールが上手くいかなかったり、
お客様が「デザイナーに任せる」といったスタイルだと
完成から遠ざかってしまいます。
ロゴマークのデザインは、デザイナー1人で
作るものではなく、お客様との共同作業なのです。
もちろん「ご依頼者様」のご要望やご意見は非常に重要です。しかし、ここで一度立ち止まりましょう。
ロゴマークを実際に目にする「ご依頼者様のお客様」からの印象はどうでしょうか?
この視点を考えることも重要となります。
「会社としては気に入っているけれど、お客様からの評判はイマイチ…」
「お客様受けは良いけれど、社内では愛着が湧かない…」
どちらの結果も良いロゴマークとは言えません。
しかし、どちらも完璧に満たすデザインにも限界があります……。
となると、「判断軸」を検討していただきたいです。
A.自分たちが使いたいロゴマークを作るのか?
B.お客様への魅せ方を重視するのか?
正解はありません。しかし、ここで判断軸を考えておくと、後の制作工程がスムーズに進みます。
制作する上での優先度はある程度見えてきました。
それでは、どんなロゴマークにされたいかイメージはありますか?
具体的なイメージを共有できる「参考素材」を
たくさんご提供していただきたいです。
・色合い、雰囲気、形などを言語化した文章
・イメージに近い既存のロゴマーク、ホームページ、パンフレットなど
・ご自身の手書きで簡単に構図を書いてくださってもOK!
もちろん、参考素材をそのまま使用することはできません。
しかし、既存のデザイン物を一つの参考に、
意見を交わすことは非常に重要です。
抽象的でも構いませんので、イメージするキーワードを挙げてくださると助かります。
「スタイリッシュ」「可愛い系」「和風」「暖色系の色」「ふわふわした柔らかさ」「シンプル」「イラストを入れたい」「アルファベットの文字メイン」……etc.
こうして書き出してみると、意外といろんな角度から言語化できます。思いついたキーワードを書き溜めていただき、お打ち合わせで整理しながらイメージを固めていきます。
なかなかイメージがまとまらない場合は、
下の画像を参考にご覧ください。
ロゴマークデザインの制作はぜひ、ゴーアヘッドワークスにお問い合わせください。
まずはお気軽にご相談ください。
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